「人の話に集中できない」は改善できる!相手の話が自然と頭に入ってくるようにする方法

キツネさん

この間友人と話していたら「話ちゃんと聞いていないでしょ?」って怒られちゃったんだ。集中して話を聞き続けるの、すごく苦手なんだよね…

会話、授業、講義、会議など、日々の生活の中で人の話を集中して聞く必要があるタイミングは多いと思います。

その中で「話が入ってこない」「話に集中できない」そんな状態に陥ることもありますよね。

今回の記事では、そんな「人の話に集中できない」という問題に対する改善策を紹介していきます。

原因と対策をしっかりと理解し、人の話が自然と頭に入ってくる状態を目指しましょう。

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監修者情報

株式会社Next Education

吉野式記憶術、宮地式脳トレ記憶術など、記憶や脳に関するコンテンツを数多く手掛ける記憶のエキスパート。


キツネさん

改善策をいち早く知りたい人は、記事の後半から読んでみてくださいね。

あなたもそうかも?人の話が聞けない人の特徴

人と会話をしている瞬間を思い浮かべてみてください。

あなたは相手のどんな行動に対して「この人話を聞いてくれていないな」と感じるでしょうか。

このように、まずは「人の話が聞けない人」にはどんな特徴があるかについて考えることから始めてみましょう。

話を最後まで聞かずに遮る

例えば、あなたが一つのテーマについて相手と何か話し合っているとします。

意見を述べている途中、相手があなたの話を遮り、自分の考えを話し始めたら「なんで最後まで話を聞いてくれないんだ」と感じますよね。

こうした相手の話を最後まで聞かずに遮ってしまうのは、相手の話に集中できていない典型的な例です。

自分のことしか話さない

会話やコミュニケーションはキャッチボールのようにお互いに投げ掛け合い、それぞれ話や意見を交わすのが理想的な形ですよね。

そのはずが、ずっと「自分のことしか話さない」状態では一方的なコミュニケーションとなり、もはや会話とは言えません。

こうした状態も「自分のことばかり話しているな」「相手の話も聞かなくちゃ」と気がつけないという意味で、相手との会話に集中できていないと言えます。

相手の話の途中で違う話をする

相手の話をよく聞いていないときに起こりがちなのが「相手の話の途中で違う話をする」ことです。

例えば、こんなことをされたことがある、またはしてしまった経験はありませんか?

  • 話の中で出てきた特定のワードだけを拾って「そういえば私も昨日〇〇してさ」などと自分の話を始める
  • 話の途中なのに、身の回りの気になったことを口に出す

こうした行為は悪気がなくても、話している側としては「聞いてくれていないな」「聞きたくないのかな」と感じてしまいます。

話が一区切りした後でもいいものの、話の途中で違う話題を出してしまうのは、相手の話に集中できていない状態と言えるでしょう。

人の話に集中できないのは自然なこと

一方で「話を聞かなくちゃ、とわかっていてもできないのが辛い…」と感じている人も多いかもしれません。

しかし人間にとって「人の話に集中できない」のは自然なことでもあるのです。

人間を含めた動物たちにとって「一つのことに集中している状態」は、周囲の危険を察知できないリスクを高めてしまう危険性があります。

そのため「一つのことに集中する」のが苦手な人間にとって「人の話を聞き続ける」のは本来難しいことなのです。

キツネさん

人の話を聞き続けることにずっと苦手意識があったけど、自分だけじゃないと思うと少し気が楽になりました!

人の話に集中できない理由

人間が「人の話に集中する」のが苦手である理由は他にも挙げられます。

また、それ以外にも環境や体調的な問題が原因となって、その苦手が助長されてしまうこともあるのです。

ここではそうした「人の話に集中できない理由」について詳しく解説していきます。

人は意識が自分に向くようになっているから

誰かと会話をしている最中でも、ふとしたきっかけで自分に意識が向いてしまうのはごく自然なことです。

会話の途中で自分に意識が向く瞬間の例
  • 相手の愚痴を聞いて自分の似た経験を思い返してしまう
  • 会議中のプレゼンを聞いて「私だったらこう説明するのに」と考えてしまう
  • 話を聞きながら「もっと相槌を打ったほうがいいかな」と自分の態度を気にしてしまう

人の話を聞いている間はこうした「自分に意識が向くきっかけ」がたくさん落ちています。

一瞬自分に意識が向いたせいで相手の大事な話を聞き逃してしまうケースもあるので注意が必要です。

人は話す力よりも聴く力が秀でているから

基本的に人間は、話す力よりも聴く力の方が数倍秀でていると言われています。

キツネさん

じゃあ集中して話を聴くことも得意なのでは?

と思う方もいるかもしれませんが、実はこれが落とし穴となるのです。

人の話を聞いている際、脳は余裕のある状態で情報処理を行っているため、その余力で他のことを考えてしまいます。

そのため「他のことを考えながら、なんとなく話を聞いている」という状況も難なく作ることができてしまうのです。

緊張してしまうから

面接や上司との会話など、緊張した状態で人の話を聞くことが求められる場面もあるでしょう。

「失敗しないようにしなきゃ」といった緊張感がある状況は、まさに前で述べた「自分に意識が向いている状態」となり、聴くことに集中するのも難しくなります。

大事な場面で話を聞き漏らさないようにするには、こうした緊張感もうまくコントロールする必要があります。

脳が疲れているから

脳が疲れを感じている「脳疲労」の場合にも、人の話を集中して聴くことが難しくなります。

脳疲労とは?

脳が長時間、情報過多の状態となることで疲労状態となり、脳のあらゆる機能が低下してしまうこと。集中力や記憶力の低下、ストレスが溜まりやすくなるなどの症状が起こりやすい。

スマホやテレビが生活の身近にある私たちにとっては、常にたくさんの情報が脳に飛び込んでくるため、脳疲労になりやすいと言われています。

脳疲労によって集中力が低下すると「人の話が集中して聞けない」という弊害も生じてしまうのです。

ADHDの可能性も

症状が特に重い場合は、ADHD(注意欠陥・多動性障害)などの発達障害を抱えている可能性も考えられます。

発達障害が原因の場合は、医師に適切な診察を受けるなど、より専門的な治療が必要です。

「少し心当たりがある」という場合は、以下のように簡単なセルフチェックができるサイトがありますので、一度確認してみるとよいでしょう。

参照:一般財団法人 河田病院 ADHDのセルフチェックシート

みるみる入ってくる!人の話に集中する方法

ここからは、集中して人の話を聞く方法や改善策について解説していきます。

普段の生活から気軽に取り入れられるものばかりなので、ぜひチェックしてみてください。

  1. 何はともあれ「傾聴」する
  2. 相手の言いたいことを自分の言葉で言い換える
  3. 感じたことはメモに取る
  4. 「はい」「いいえ」で答えられない質問をする
  5. シャドーイングトレーニングを試す

何はともあれ「傾聴」する

人の話を聞く際の理想的な態度を表す「傾聴」という言葉があります。

「人の話を熱心に聴く」という意味ですが、カウンセリングなどを行う専門機関では、よりこれを具体的に定義した「積極的傾聴」といった姿勢も重んじられています。

心理学者・ロジャースが提唱する「積極的傾聴の3原則」
  • 共感的理解
    話している相手の立場になって、共感しながら理解しようとする姿勢を持つ
  • 無条件の肯定的関心
    相手が安心して話せるよう、話す内容に評価を下すことなく肯定的な態度で理解を示す
  • 自己一致
    相手はもちろん、自分の理解度にも向き合い、内容がわからないときはそのままにせず相手に確かめる

専門用語とはいえ、こうした態度は普段の人との会話において大切なことでもありますよね。

完璧に取り入れることは難しくても、相手を理解しようと「傾聴」を心がけるだけでも聞く姿勢は変わるはずです。

参照:厚生労働省 こころの耳 傾聴とは

相手の言いたいことを自分の言葉で言い換える

人の話を集中して聴くために使えるテクニックの一つに「相手の言いたいことを自分の言葉で言い換える」というものがあります。

例えば、相手の話を聞きながらこんな相槌を入れてみましょう。

  • 「それって〇〇ということですよね?」
  • 「〇〇で言えば、こういうことですよね?」

このように「相手の話を聴く」際に「自分の言葉で言い換えてみる」という思考が加わることで、より集中して話を聞く姿勢が生まれるのです。

さらに、こうした相槌は相手に「自分事と捉えてくれているな」「理解しようとしてくれているんだな」という印象を与える効果もあります。

感じたことはメモに取る

会話中、出てきた話や言葉に反応して自分に意識が向いてしまい、話を聴く集中力が途切れてしまうことがあります。

これを防ぐ方法として挙げられるのが「話の中で感じたことはすぐにメモを取る」というものです。

頭に浮かんだことをすぐにメモに書き写し「後で振り返ろう」と決めておくことで、途切れることなく相手の話を聞き続けることができます。

こうした「こまめにメモを取る」という行動は、アイディアや考えを脳から移す意味でもあらゆる場面で有効な手段です。

キツネさん

メモを取れば話を聞き漏らさないだけでなく、自分の考えや感情も残すことができて一石二鳥ですね!

「はい」「いいえ」で答えられない質問をする

人の話を聴くときは、常に「相手の話に質問を投げかける」ことを心がけてみましょう。

「何を質問しようかな」という意識を持つだけで、相手の話を集中して聴く姿勢を保つことができます。

特に相手が「『はい』『いいえ』で答えられない質問(=オープンクエスチョン)」を投げかけるようにすると、より集中して相手の話を聴くことができます。

会話中のオープンクエスチョンの例
  • そのときあなたはどんな風に思いましたか?
  • 当時の状況は具体的にどんな感じだったの?
  • ◯◯の話について、もう少し詳細を聞かせてください

また、こうした質問をすることで相手も「自分の話に興味を持ってくれている」と感じるため、より会話を発展させていくことにも繋がります。

シャドーイングトレーニングを試す

「話を聞くための集中力を鍛える」方法として有効なのがシャドーイングトレーニングです。

耳から聞こえてくる内容を数秒遅れで追いかけるように発話するというもので、語学の有効な練習法としても取り入れられています。

シャドーイングを行うためには、人の話を集中して聞き取ることが求められます。つまりこれを繰り返すことで、人の話を聞く集中力も養えるのです。

トレーニングに使うのは、ニュース番組や動画サイトにあるプレゼンなどで構いません。より「聞く力」を鍛えたい方は、このシャドーイングトレーニングを試してみてください。

まとめ

「人の話を集中して聞く」ことは、私たちの生活に欠かせない「人とのコミュニケーション」において非常に重要な役割を果たします。

たった一瞬でも大事な場面で話を聞き逃したり、相手の話を正しく理解できなかったりするだけで、その後の関係に影響が出ることもあります。

そんなリスクを減らして、相手との信頼関係を構築していくためにも、今回紹介した方法や心構えをぜひ参考にしてみてくださいね。

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キツネさん

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監修者
的場 惇人(まとば あつひと)

株式会社Next Education 代表取締役

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「人、人、人、全ては人の質にあり。」
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