IQが低いとお悩みの方必見!IQの高め方や大切な考え方とは何か?

キツネさん

なんとなく「自分はIQが低いんじゃないか」って思ってるんだ…実際のところ、IQが低いとどうなるの?もしも対策があるなら知りたいな。

実際に測ったことはなくても「勉強が苦手だから」「物覚えが悪いから」という理由で「IQが低いのではないか」と悩んでいる方は多いかもしれません。

しかし「IQは頭の良さを数値化したもの」と一概には言えません。

そしてIQに自信がなかったとしても、自分のペースで前向きに学んでみることで、少しずつIQを高めることができます。

この記事では「IQが低い」と悩む方にぜひ伝えたい「IQに対する考え方」「IQの高め方」について解説していきます。

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IQとは「知能指数」のこと

まずは「IQ」という言葉の定義や、理解しておきたい前提について解説します。

IQとは?

人の知能の水準を数値で表したもの。知能指数とも呼ばれる。知能検査によって計測する。

「IQ=頭の良さを示す数値」として捉えられがちですが、実際はそうではありません。

  • 発達段階での学習や生活の中で、特別な指導や支援が必要か
  • 発達障害や知的障害、または疾患を抱えていないか

IQで評価される知能検査は本来、発達段階の子どもたちにこうした課題がないかを調べるために行われます。

そうした目的を持つ知能検査によって割り出されるIQは特定の角度から知能を評価した数値にすぎず「頭の良さを示すもの」とは言い切れないのです。

IQが低いとどうなる?

具体的に、IQが低いと行動にどんな特徴が表れるのでしょうか。

ここではIQの数値が低い場合の傾向について解説していきます。

「理解すること」に時間がかかる

IQの値が低い場合、何かを理解するのに時間がかかってしまう傾向があります。

一つ一つゆっくりと考えることで理解できる場合がほとんどですが、学校や職場では物事が周りの人たちのペースで進んでいってしまいがちです。

そしてどんどん理解が追いつかない状態になり、最終的に以下のような状況になってしまうことが多くなります。

  • 会話や授業、会議の結論がわからない
  • 趣旨をよく理解していないまま、なんとなく行動してしまう
  • 意見や反応を求められても答えられない

柔軟な対応が難しい

高いIQを持つ人は、思いがけないことがあったとしても、頭を素早く回転させて臨機応変な対応をとることができる傾向にあります。

それに対してIQの値が低い場合は、物事を素早く判断し、行動することが難しいです。

そのため、何かあったときにその場に合わせた柔軟な対応をとることに対して苦手意識を持つ傾向にあります。

自分の意思を持つことが難しい

IQの数値が低い場合、自分の意思を持つことが難しいという特徴も見られます。

「状況をうまく理解できていない」という自覚があることから「自分の考え方に自信が持てない」状態に陥りがちだからです。

そのため、本当は自分の意見があったとしても、周りの人に合わせたことを言ってしまう・してしまう傾向にあります。

キツネさん

「IQが低い」と自分に自信を失ってしまうと、さらに悪循環が生まれてしまうということですね…

関連記事:ズバリIQが高い人はこんな人!特徴や習慣、共通点を紹介

IQが低い場合、発達障害の可能性も

知能検査によって判明したIQの値が基準を越えなかった場合は「発達障害または知的障害を抱えている」と判断されます。

知的能力を心理発達テストで計測する場合の基準の一例
  • IQ35以下 重度精神遅滞
  • IQ35〜50 中度精神遅滞
  • IQ50〜70 軽度精神遅滞
  • IQ70〜85 境界領域知能
    (明らかな知的障害とは言えないが、状況によっては支援が必要)

日常生活や学習において周りからの支援や理解が必要な人を見つけるために、知能検査やIQは非常に重要な役割を果たしているのです。

参考:公益社団法人 発達協会「発達障害とは」

子どものうちから適切な支援が必要

発達障害や知的障害を抱えているかどうかに関しては、子どもの頃に気がついておくことが重要になります。

そうすれば発達段階である子どものうちから本人に合わせた適切な支援や指導を行うことができるからです。

例えば以下のような点に留意することで、より本人に伝わりやすい学習指導やコミュニケーションが実現できます。

  • 伝えたいことは数を絞って、一つずつ伝える
  • 具体的、平易な言葉を選ぶようにする
  • 言い聞かせるだけでなく、図や写真を見せながら話してみる
  • 伝えたことを聞き返し、自分の言葉で説明させてみる

参考:独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所「知的障害のある子どもへの配慮」

大人になってから気が付く場合も

「発達障害や知的障害を抱えている」という事実に気がつけないまま社会に出ている方も実は多いと言われています。

IQが基準値より低い場合の発達状況や特徴は様々で、日常会話が滞りなくできる場合など、一見発達障害を抱えていると気が付かないこともあるのです。

それが大人になって働き始めることで「周りについていけない」という自覚が強くなり、調べてみると発達障害や知的障害を抱えていたというケースも少なくありません。

大人になってから気がついた場合でも、様々な支援を受けることが可能です。

  • 療育手帳制度
  • 知的障害者更生相談所
  • 成年後見制度 など

もしも「大人になってようやく気がついた」「自分もそうかもしれない」という場合は、一度専門機関を受診または相談に訪れてみましょう。

IQが全てじゃない!新たな指標「EQ」とは

「知能指数を示す数値」としてこれまで重視されがちだったIQですが、現在は「大事なのはIQだけじゃない」という考え方も浸透しつつあります。

その新たな指標として最近注目を集めているのが「EQ」という指数です。

EQとは?
  • Emotional intelligence Quotientの略。直訳は「心の知能指数」「感情の知性」
  • 頭の回転ではなく、対人関係能力や人柄を評価する考え方
  • 学習したり、訓練したりすることによって鍛えられる

EQを提唱した研究者は、ビジネスにおける成功者たちはそれほどIQの数値が高くない人も多い代わりに、そのほとんどに対人関係能力や、感情をコントロールする力が備わっていたと結論づけました。

つまりIQによって導きだされる知能の数値は、人を評価する上でのほんの一部分にすぎず、その高低に固執しすぎる必要はないということです。

関連記事:IQの高さと頭が良いことには関係がある?今求められている本当の「頭の良さ」とは

「IQが低い」と悩む方におすすめのIQを高める行動

とはいえ「IQを上げる」ことで得られるメリットも大きいですよね。

先天的なものと考えられる場合も多いですが、IQは日々の行動の中に少し工夫を凝らすことで向上させていくことができます。

ここでは、自分のペースでIQを高めたい方におすすめの習慣や方法について紹介します。

  1. 規則正しい生活を心がける
  2. 自分のペースで読書する
  3. 少しずつ新しいことを学んでみる

規則正しい生活を心がける

まずは基本的なところとして、毎日規則正しい生活を心がけるところから始めてみましょう。

睡眠不足や食生活の乱れは、体の健康だけでなく、脳にも悪い影響を与えてしまいます。

そうした要因によって脳が疲れた状態にあると、脳が本来の力を発揮できないのです。

「IQが低い」と思い込んでいる方も生活習慣を整えることで、本来のパフォーマンスが発揮できるようになり、IQの数値が高まることもあります。

自分のペースで読書する

「IQが低い」と悩みを持っている方の中には、読書が苦手という方も多いかもしれません。

しかし読書は読むだけで脳のあらゆる力を使うため、刺激を与えて活性化するのにもってこいの行動です。

いきなり分厚い本を読む必要はありません。書店に行って「これなら読めそう」「面白そう」という本を1冊見つけて、自分のペースで読書をしてみましょう。

そうして少しずつ読書習慣を身につけることで、IQの向上にもつながっていきます。

IQだけでなく、EQにも効果的

読書は人の感情を理解したり、共感したりできる想像力を養うことにもつながります。この力は対人関係能力、つまりEQを向上させるものでもあるんです。

少しずつ新しいことを学んでみる

新しいことを学んだり、やってみたりすることは脳にいい刺激を与えます。

子どもの頃や働き始めた頃は、新しい学びを得る機会が多い日々を過ごしていた方が多いでしょう。

しかし大人になって仕事にも慣れてくると、どうしても新たな学びの少ない毎日になり、脳を活性化する機会が失われていきます。

そのため忙しい毎日の中でも、何か興味のあることを学んでみたり、やってみたいことにチャレンジしたりすることを心がけましょう。

関連記事:子どもも大人もIQは上げられる!IQを高める方法や効果のある食べ物とは?

「IQが低い」と悩みすぎず、前向きに学ぶことが大切

知能指数を示すIQは、あくまで人の特徴の一部分を表す数値でしかありません。

IQの高さにかかわらず、大切なのは「自分のペースで前向きに学び続けること」です。

  • 読んでみたい本を読んでみる
  • 長年やってみたかったことに挑戦してみる
  • 疑問に思ったことを自分なりに調べてみる

こうした前向きな学びは、知識を増やしてくれるだけでなく、心も豊かにしてくれます。

「IQが低い」と悩みすぎるのではなく「自分なりに学んでみよう」という前向きな考え方を大切にしてみてくださいね。

まとめ

「IQが高い=頭がいい」という考え方は私たちの価値観の中に深く浸透していますが、それは断片的な評価にしかすぎません。

また決して先天的なものではなく、日々の生活習慣や行動を工夫したり、自分のペースで学んだりすることで少しずつ高められるものでもあります。

周りの人と比較する必要はありません。「焦らず前向きに学んでいこう」という考え方を大切にしてみてくださいね。

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監修者
的場 惇人(まとば あつひと)

株式会社Next Education 代表取締役

#株式会社Next Educationとは?

いつからでも、どこからでも、気軽に新しいことに挑戦できる。「次の新しい学び-Next New Education-」を始められる。そんな環境を提供し続ける会社です。

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学校教育だけでは、成功できない人がたくさんいる。良い学校を卒業しても、大成功している人もいれば、路頭に迷っている人もいる。反対に、学歴がなくとも、大成功をしている人もいれば、路頭に迷っている人もいる。一体何が違うのか?
「人、人、人、全ては人の質にあり。」
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